情報・メモ4

■藤原和博氏が住宅を新築したときの本


著者は建築家ではない。ビジネスマンであり施主でもある。(教育や情報に関する著書が多くある)専門家が書いた住宅に関する本はたくさんあるが施主が書いた本は少ない。
その施主が住宅を新築するにあたり考えたこと、行動したこと、苦労したことなどを著しています。 例えば、リビングにゆったりしたソファは必要かどうか、自分自身の中のイメージにだまされているのではないだろうかと考えたり、 又工務店を選ぶ時の基準や建築家と工務店がもめたときに施主としてとった行動、などなど。
特に感心させられたのは家づくりは家族を結びつける絆と捉え、大工さんに頼み「子供たちの大工さん教室」をおこなっている。子供たちは僅かでも家づくりに参画したことでものを大事に使おうという気持ちが湧いてくるだろう。
住宅を手に入れるということは住宅展示場に行って「完成品」を買えば「幸せ]が一緒ついてくるような気になってしまうのではなく、 著者もいうように自分の「生きざま」の決定事項が1000本ノックのように問うてくる。そういった辛さが伴ってくるものである。
「家づくり」がいったいどんな意味をもたらし、その人の人生を見直すキッカケになる本だと思う。一度読まれることをお勧め致します。



本   名:建てどき
著   者:藤原和博
出版社:情報センター出版局
価   格:1700円+税

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