住宅を考える 4

■健康に配慮した住宅


一般に言われる「健康住宅」「シックハウス症候群」の定義は確立していない。住宅の室内環境から 言えば次のような項目があげられるだろう。
  1. 化学物質(有機化合物)による影響
  2. ダニ、カビなどのアレルゲンとなるものによる影響
  3. 無機化合物(二酸化炭素など)による影響
  4. 不適切な温熱環境による影響
  5. 不適切な湿度環境による影響
  6. カビ、その他の生物による影響
  7. 電磁波による影響
「健康に配慮する」という事は、単にプラスチック建材の接着剤からのホルムアルデヒド やキシレン、トルエン等の揮発性有機化合物の室内放出をなくすという事だけでなく、通 気や換気による湿気管理によるカビ対策や住宅内の清掃等も含まれる。そのためには断熱 をどうするか、窓の位置や大きさ、ガラスをペアガラスにするか、又、建材に何を使うか 等、室内を構成する部位全てを考えなければならない。そして、住み手の住まい方が影響 してくる。ここで重要なのは、高断熱、高気密を代表とする「次世代省エネ基準」が掲げ ている装置を全ての住宅に装備する必要があるかどうかという事である。住み手の要望 (選択)によっては、それは過剰装備になる場合もあり、無意味な事となる。「健康に配慮 する」ことは住み手の要望を把握し、的確に判断し、どういう根拠で家を建てるかの理解 を得て、入居後の住み方のアドバイスをする事と考える。
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